HOME > トピックス > 2012年11月18日 宮前丈明 記念館コンサート
● 第74回鈴木鎮一記念館コンサートに宮前丈明さんが登場。
今回のコンサートは本会出身のフルーティスト、宮前丈明さんをお招きして11月18日(日)に行われました。
臼井文代さんのピアノとともに「荒城の月変奏曲」(モイーズ)や「ハンガリー田園幻想曲」(ドップラー)などを演奏され、
60名近い聴衆から温かい拍手が送られました。
当日は高橋先生もお見えになり、演奏前に宮前さんとの思い出を語ってくださいました。また宮前さんも「ハンガリー田園幻想曲はハワイの世界大会で初めて鈴木先生の前で演奏した、思い出の曲なのです」と一言。
宮前さんは来年3月の第16回スズキ・メソード世界大会に特別講師として参加され、ゲストコンサートにも出演されます。
● 2012年11月18日(日)展示室にて記念館コンサートを開催。
《出演》
宮前丈明(フルート)、臼井文代(ピアノ)
《プログラム》
・幻想曲 作品79(フォーレ)
・ソナタ 第2番 "La Vibray"(ブラヴェ)
・ハンガリー田園幻想曲(ドップラー)
・スペインのフォリア(マレ)
・荒城の月 変奏曲(モイーズ)
・ファンタジーメランコリーク(ライハルト)
《プロフィール》
◆宮前丈明(フルート)
音楽と医学-二つの顔を持つ異色のフルーティスト。9歳よりスズキ・メソードでフルートを始め、高橋利夫氏に師事。1977年、巨匠マルセル・モイーズ氏のマスタークラスを最年少で受講(11歳)。以降、モイーズ氏の勧めにより同氏の自宅などで集中特訓を受ける。高橋氏と共にたびたび渡米してデモンストレーションを行い、アメリカ・スズキ・フルートスクールの設立に貢献。横浜市立大学医学部進学のため音楽活動を中断し、医師免許・医学博士を取得。神経科学研究に十年間携わった後、フルーティストとして本格的な活動を再開。ルイ・モイーズ氏のマスタークラスで研鑽を積む。2011年American Protege 国際ロマン派音楽コンクール第1位およびカーネギーホールでの受賞者演奏会に出演、第12回Web Concert Hall国際コンクール最高位栄誉賞、第20回 イブラ国際音楽コンクールMost Distinguished Musician Award(最も卓越した音楽家賞)および特別賞など欧米の国際音楽コンクールで受賞多数。日本・米国各地でのソロリサイタル、フランスでのコンサートなど活発に演奏活動を行うとともに、生理学的に合理的で無理のないアプローチをモットーとした奏法体系を構築して、National Flute Conventionや米国の大学、音楽学校でのマスタークラスをはじめ日米で指導を展開している。ピッツバーグ大学医療センター上級研究員として医学研究も継続中。
ウェブサイト:http://www.takeakimiyamae.com
◆臼井文代(ピアノ)
才能教育にてピアノを始め。東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。ベルリン芸術大学ピアノ科留学、91年卒業。1990年パリにおける第8回クロード・カーン国際ピアノコンクールにて3位入賞(1位なし)。1998年、カワイクラシックオーディション・ピア
ノ伴奏部門で、優秀賞受賞。現在は、国際スズキ・メソード音楽院および長野音楽大学予備校で後進の指導にあたる傍ら、ソロ、アンサンブルなどで,幅広い演奏活動を行っている。これまでに故片岡ハルコ、辛島輝治、R.ベッカー、故G.シェボックの各氏に師事。
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