2011年12月11日（日）の鈴木鎮一記念館コンサートはスズキ・メソード出身のピアニストで、国際スズキ・メソード音楽院教授の東誠三さんをお招きし行われました。

当日はリスト生誕200年に合わせ「ペトラルカのソネット第104番」「コンソレーション（慰め）第3番」など全7曲、リストを演奏されました。演奏前には5歳から10歳まで過ごされた松本での生活、鈴木先生やピアノとの出会いなどのお話をされました。

東さんは2012年3月25日（日）に三春交流館「まほらホール」（福島県田村郡三春町）で「ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏会」の第7回「頂上へ」を控えています。ライブ録音された「ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏会」CDが第4集までセイコーエプソン株式会社から発売中です。

■東誠三　プロフィール
幼少よリ、スズキ・メソードの片岡ハルコ氏の下でピアノの基礎教育を受けた後、東京音楽大学附属高校から東京音楽大学へ。 1983年日本音楽コンクール優勝後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に留学し、J.ルヴィエ、Ｊ.Ｃ.ペヌティ工氏らに師事。 数々の国際コンクールに優勝、入賞。 主要オーケストラヘの客演、リサイタル活動の他、室内楽にも強い意欲を示し、東京フィル・コンサート・マスター三浦章広(Vn)、 Ｎ響首席チェリスト藤森亮一(Vc)と結成した「ボアヴェール・トリオ」での活動を始め、多くのトップ・ソリストたちと共演。 現在、東京芸術大学、東京音楽大学、国際スズキ・メソード音楽院で後進の指導も行っている。