■竹澤恭子(ヴァイオリン) Kyoko Takezawa
3歳よりヴァイオリンを始め、山村晶一、小林健次両氏に師事。6歳より才能教育研究会海外派遣団の一員として海外ツアーを行う。桐朋女子高校音楽科在学中に第51回日本音楽コンクール第1位、併せてレウカディア賞、黒柳賞を受賞。1985年にジュリアード音楽院に入学し、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫両氏に師事した。1986年第2回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールで圧倒的な優勝を飾る。以来「世界のKYOKO TAKEZAWA」として国際的スターダムを昇り続けている。
これまで、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、フィラデルフィア管、モントリオール響、ロンドン響、モスクワ放響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、バンベルク響、バイエルン放響、リヨン管、フィンランド放響、ローマ・サンタ・チェチーリア管、ロイヤル・コンセルトヘボウ管など、世界の主要オーケストラと共演。指揮者では、クルト・マズア、ズービン・メータ、レナード・スラットキン、シャルル・デュトワ、リッカルド・シャイー、ケント・ナガノ、クリストフ・エッシェンバッハ、ヘルベルト・ブロムシュテット、小澤征爾らと共演している。室内楽でも、フェステイヴァル・ソロイスツ(サントリーホール)のコ・ディレクターを務め、アイザック・スターン、ヨーヨー・マなどと共演したほか、宮崎国際室内楽音楽祭では東京クヮルテット、アメリカ・ラホーヤ音楽祭ではエマーソン・クヮルテットのデイビッド・フィンケルらと共演している。
2001年、ユーリ・シモノフ指揮モスクワ・フィルハーモニー交響楽団とアメリカ・ツアーを行い、2002年には、マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団定期演奏会、ヴァシリー・シナイスキー指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会、尾高忠明指揮BBCウェールズ・ナショナル交響楽団(プロムス)、大植英次指揮スウェーデン放送交響楽団定期演奏会に出演。
また、2002年から2003年にかけて、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会を全国各地で3回に渡って行ない絶賛を博した。2005年にはトロント交響楽団定期演奏会、リル国立管弦楽団定期演奏会、セントルークス室内管弦楽団カーネギーホール公演に出演。またアラン・ギルバート指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団の日本ツアーのソリストをつとめた。2006年にはセントルイス交響楽団の定期演奏会で好演。CDについては、RCAレッド・シールより多数リリースしている。
2009年には、デビュー20周年記念リサイタルシリーズの締めくくりとして、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会を各地で開催。2010年1月には、シカゴ交響楽団の定期演奏会でアルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲を演奏し、絶賛された。1993年第3回出光賞受賞。
使用楽器は、ストラディヴァリウスソサエティーより貸与されたグァルネリデルジェス(1742年製)「ヴィニアフスキー(Wieniawski)」。
・オフィシャルホームページ:http://www.kyokotakezawa.com/
・オフィシャルブログ:http://okyovn.exblog.jp/
・竹澤恭子さんが連載している週刊NY生活:http://www.nyseikatsu.com/
■臼井文代(ピアノ) Fumiyo Usui
才能教育にてピアノを始め、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。ベルリン芸術大学ピアノ科留学、91年卒業。1990年パリにおける第8回クロード・カーン国際ピアノコンクールにて3位入賞(1位なし)。1998年、カワイクラシックオーディション・ピアノ伴奏部門で、優秀賞受賞。現在は,国際スズキ・メソード音楽院および長野音楽大学予備校で後進の指導にあたる傍ら、ソロ、アンサンブルなどで,幅広い演奏活動を行なっている。これまでに故片岡ハルコ、辛島輝治、R.ベッカー、G.シェボックの各氏に師事。
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